美味しい豚肉を笑顔の食卓へ千葉県の養豚生産者が結集しました。ナイスポークチバのホームページです。


FOODEXJAPAN2017開催。日本をターゲット外国産豚肉

FOODEX JAPAN 2017第42回国際食品・飲料展)が3月7日(火)幕張メッセにて、盛大に開幕しました。42回目となる今年は、世界77ヵ国・地域から過去最多の食品・飲料メーカー・商社ら3,282/3,879小間(国内1,303社/1,492小間、海外1,979社/2,387小間)が出展し、国内外から多くの食品バイヤー・購買担当者が訪れ、活発な商談を繰り広げました。開催4日間で約85,000人が来場した。日本の豚肉を海外へ輸出する事業もここ数年活発に行われている。

 

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フーデックスジャパン2017会場入口

 

今回の大きな目的は、日本への輸出拡大をもくろむ諸外国のPR状況を知ることであった。

世界の豚肉生産を見ると、2015年のデーターではあるがつぎのような報告がある。

世界の生産量(枝肉換算

世界の生産国

割合

輸出量

1億1722万トン

 

EUや米国は生産量に占める

輸出量の割合が高く、東南アジアを中心に輸出を増加。新興国では経済成長に伴いブラジル、ロシア、メキシコの生産量が増加している

①    中 国

5487万トン

46.8


②    E U

(28か国)

2329万トン

19.8

238万トン

③    米 国

1112万トン

9.4

227万トン

ブラジル

352万トン

3.1

62万トン

ロシア

261万トン

 


カナダ

189万トン

 

123万トン

メキシコ

132万トン

 

12万トン

日 本

125万トン

 

 

今回目についた米国豚肉(アメリカンポーク)のPRは

NICE to MEAT you ごちポである。

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パンフレットにあるPRの文言は次のようにある。

「チルド輸送でしっかり熟成するから、うまみ成分たっぷりだポ」

アメリカから日本に着くまで、船で2週間。チルド輸送されるその2週間で、ボクたちは低温熟成されていくんだポ。フローズン輸送のポークよりも柔らかくて、とってもジューシー、うまみ成分たっぷりなごちそうポークの到着だポ。とある。

パンフレットには豚肉料理レシピ≪ 豚バラ肉の赤ワイン煮・120℃かんたんロースト ≫

 

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また安全・安心をキャッチフレーズにPRする豚肉も見られる

USA ABF PORKAntibiotic Free Pork:抗生物質無使用豚肉

 

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    抗生物質を与えない

    成長促進剤を与えない

③    動物性由来成分を含む飼料を与えない

④    養豚業者は家畜の健康、食品の安全性、病気の低減に留意

⑤    優れた畜豚舎の衛生管理とバイオセキュリテイー

⑥    ご家族に安全

 

日本では毎年約80万トンの豚肉(部分肉ベース)を輸入しており、米国・カナダ・デンマークの上位3か国でその7割を占めている冷蔵品は船舶での輸送日数が2週間程度となる北米産がほぼ全量を占める一方、冷凍品はデンマークなどEU産の割合が高い

 


このような状況の中でスペインの豚肉の輸入が増加している。

 

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今回目に付いたのは豚肉=イベリコとのイメージが強い国スペインがスペイン産白豚をだいだいてきにPRしている

世界の豚肉輸出大国トップ4の一員として存在感を高めている。

2016年の実績は200万トン(45億ユーロ)・世界5大陸の130市場に進出とある。

世界第4位の生産国。養豚農家数87000件。特にEU生産モデルとして食品安全性と品質の高さをアピールしている。

スペインは、品質基準、食品安全性基準、いずれも世界で最も厳しいEUの生産モデルを採用。

①     動物の疾病予防

②    家畜のアニマルウエルフェア

③    環境への配慮と取り組み

④    農場から食卓まで徹底したトレーサビリティに裏打ちされた食品の安全性

スペインと日本の強固なビジネス関係から、日本はスぺイン豚産業にとって疑う余地のない絶対優先市場であり、だからこそ日本市場の特性に合った特別なプロモーション戦略を展開すべく極めて質の高い製品を提供すべく、民間企業と協力しながら取り組んでいるとある。

スペインの豚肉産業

このような状況の中で、近年は輸入の多角化などを背景に上位3か国以外からの豚肉の輸入が増加しつつある。特に2000年以降スペインが徐々に増加しており、上位3か国に次ぐ第4位の輸入先国となった。スペインは、EUでドイツに次ぐ第2位の豚肉生産を誇り、2015年の生産量は枝肉ベースで390万トンとなり、この30年間で3倍増となり、輸出もこの10年間で2倍増となった。


EUは、世界の豚肉生産量の2割程度を占める一大生産地域である

EUで豚肉はあらゆる食肉の中で最も生産され、消費される


EU主要豚肉生産国の豚肉生産量と繫殖母豚頭数を見ると、デンマークは子豚輸出が多く、ドイツとポーランドは子豚を輸入して肥育する割合が多いが、スペインとフランスはほぼ母豚数に見合った肉豚を生産している。

一戸あたりの飼養頭数を見ると、デンマークとオランダは大規模化がかなり進んでおり、ドイツ、スペイン、イタリアは日本とほぼ同水準である。

EUでは養豚産業が畜産の中で市場性の高い産業と見られている。


EU主要豚肉生産国では、最も生産コストが低いことも増産を後押ししている。2014年の豚肉生産コスト比較では、スペインは生産費の約7割を占める飼料費が原料となる大豆かすなどを輸入していることでEU平均を上回る一方、労働費などがEUでも低水準であることから米国、カナダ、ブラジルには及ばないものの価格競争を確保できる要因となっている。


 

スペインの養豚経営の在り方を示す養豚経営基本法

 

スペインの養豚産業は、生産や輸出基盤を拡大する中で、衛生、環境、経営などの面で

も髙い水準を保っている。この背景には1998年にスペイン養豚業界を襲った豚コレラ

の被害の反省から、2000年に制定された「養豚経営基本法」がある。

この基本法は、養豚経営のあり方について多岐にわたる項目が網羅されており、例えば

疾病発生防止の観点から、農場間で一定の距離を置くことを定めている。また、ふん尿処

理などの環境規制や個体識別による豚個体管理の規定なども含まれている。

基本法の下、生産者及び関連業者は、疾病対策や環境規制を考慮して効率的な施設配置

をEU各国に先駆けて進めることとなった。

基本法に違反した者は、処罰の対象となる。

このように、基本法により国としての養豚産業のあり方、方向性が定められたことで、

産業の規模が拡大する中でも、衛生。環境、経営、などの質が高い水準で維持されること

となっている。

 

 

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スペインの三元豚を巧みな話術でPRする


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日本の畜産物も海外へ輸出するため出展していた.

力を入れている「日本畜産物輸出促進協議会」では牛肉・豚肉・鶏肉・鶏卵・牛乳乳製品を外国人バイヤーにPR。

輸出もいいが、国内消費をもっと充実させる必要を感じる

確かに高齢化社会、人口の減少は避けられないが、豚肉の自給率50%の現状を考えると、これ以上

国産豚肉の自給率をさ下げることは許されない。

50%を切ってしまうと、店頭に並ぶ豚肉は輸入豚肉にとって代わることになる。

何とか養豚チェックオフの法制化を達成し、国産豚肉の安全・安心・と美味しさ、健康に貢献する豚肉の良さを情報として発信する事を目指していかなければならないと強く感じる。

 

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日本畜産物輸出促進協議会出展ブース

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