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NPO法人いきいき畜産チバサポートセンター主催 平成29年度第2回畜産研修会開催

平成30年2月28日(金)NPO法人いきいき畜産チバサポートセンター主催による畜産研修会が千葉市内:千葉市生涯学習センター研修室で開催された。ナイスポークチバ推進協議会はこれに協賛した。開催に際し松田延儀理事長から主催者挨拶。研修は次の内容で講演された。

 

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              主催者の挨拶:松田 専務理事

演題―1

「野生を取り巻く環境と課題」

NPO法人いきいき畜産チバサポートセンター 理事 井上  貢 氏

 

野生獣による家畜への伝染病の伝搬拡散や人畜共通感染症の浸潤等、家畜飼養衛生管理上の危害の防止を図るため、家畜衛生関係者等を中心とした畜産分野での情報発信体制を構築整備するとともに,イノシシ,シカの野生獣に係る衛生実態等の調査,畜舎侵入防止強化対策及び衛生管理に関する情報の普及推移を図る。

 

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講演される 井上  氏

 

―事業取組の背景―

(1)    野生鳥獣による農作物被害の増加(2)家畜と野生獣との疾病伝搬の危険性の増大

(3)野生獣・自然保護関係者との連携体制構築の必要性

-事業の目的―

(1)   家畜衛生、野生獣、自然保護、公衆衛生、農山村振興関係者等とのネットワークの形成

(2)   シカ、イノシシにおける家畜伝染病及び抗体保有状況の把握

(3)   畜産経営の健全な発展と地域での野生獣被害防止対策に寄与

平成26~28年の3か年(公社)中央畜産会が全国12団体で実施した調査等の分析を

取り纏め報告された。


演題―2

「畜産現場の状況と将来展望」

(一社)畜産環境整備機構       副理事長  原田 英男 氏

 

肉 食 考(朝日新聞8月29日朝刊から)

肉が好きな人は多いですが、生産現場のことはあまり知られていないのではないでしょうか。

例えば日本には、肉用だと鶏が1億3500万羽、豚が935万頭、牛が250万頭います。

消費量もこの順に多い。一方飼育する畜産農家の数では、鶏が2300戸、豚は4700戸、

に対し、牛はケタが違って5万戸です。豚や鶏には広い土地がふようで、施設があれば集

約して生産できる。企業的な経営も増えていて、国はほとんど援助してこなかった。

まったく違うのが牛です。草が必須なので採草や放牧のため広い土地が要るし。豚や鶏と

比べ一人で飼える頭数に限度がある。今も主流派家族経営です。また、豚は年に25頭も

産むのに対し、牛は1頭とそもそも生産性が悪い。和牛の子牛は1頭90万円するし、

出荷までの2年半で餌代などが50万円かかります。投資が要る上に、飼育期間が長いので

先が見えにくい。

さらにこの5年ほどは、消費者の赤身志向が顕著です。牛肉生産の歴史は、いかにより多

くのサシを入れるかという戦いに歴史せした。急に流行が変わっても、現場は10年スパン

で動いているのですぐに変われません。経営の安定のため、収益がコストを下回った場合に

生産者と国の積立金で差額の8割を補ってきました。国の予算額は今年度869億円です。

それでも、牛肉は生産が消費に追いつかず、輸入で補っている状況です。

口蹄疫などにより、和牛の雌が5年で10万頭も減りました。

牛肉の国内生産量は減少傾向で、増産は難しいのです。

中国の牛肉輸入が10年で78倍になるなど世界的に需要が伸びており、日本が輸入を続け

られる保証もありません。

でも、数年前まで誰も知らなかった肩回りに「ミスジ」なんて部位が注目されたり、付加

価値をつけた熟成肉が人気だったりと市場が多様化してきた。

長期的な視野で投資し、利益を出している企業も多い面白い世界です。

労働負担を減らすためにテクノロジーの助けも借りています。夜間に牛が発情したのを見

落とさぬよう、自動的にスマホに知らせる装置もあるんです。

畜産には環境を汚すイメージもありますが、本来は自然と一体化した持続可能なものだっ

たはずです。

山口県などには、ソーラー電気柵やレンタル牛を使って耕作放棄地で小規模に放牧を始めた

地域がある。牛が草を食べるので景観を維持できるのです。すべてを昔のやり方に戻すの

は無理ですが、こうした原点回帰の視点を取り入れていくことも大事だと思っています。

 

 

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畜産経営の失敗事例の共通項


家族が働いているが「経営」の責任が不在。

家族だけど(だから)情報を共通できていない

(親は)後継者に愚痴ばかりこぼし、楽しそうに仕事をしていない。

(子供は)親の技術・苦労を評価せず、資産を受け継ぐのが当たり前と思っている。

 

(1)「名ばかり」法人で、経営責任と責任分担が不明確。

(2)返済財源のメドがないのに借金しようとする。

(3)給料だけ先取りして投資に回す金を残さない。

(4)会社の人材を本気で育てる気がない

(5)新技術、WEB(インターネット)を使いこなせない

 

 

 

 

 


 



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