美味しい豚肉を笑顔の食卓へ千葉県の養豚生産者が結集しました。ナイスポークチバのホームページです。


CSFワクチン接種に係る生産者負担軽減に関する要請

予防的CSFワクチンが2月17日から接種が開始された。初回の接種は、緊急的に実施するため手数料の徴収はなく生産者の負担はない。しかし2回目以降の接種には390円/頭を千葉県が徴収することになる。

3月9日(月)千葉市内プラザ菜の花において開催された、公益社団法人千葉県畜産協会理事会の終了後、森 英介会長へ、生産者が負担するCSFワクチン料金軽減に対する要請を行った。

冒頭、豚肉生産の現場では、CSF・ASFの脅威にさらされており、より生産者として飼養衛生管理基準の遵守と強化を図っている事に加え、新型コロナウイルス感染拡大等もあり、輸入在庫の関係もあり、豚枝肉価格の低迷が続いている状況を説明。

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(公社)千葉県畜産協会 森 英介 会長

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畜産協会役員(養豚選出) 平野 拓歩(副会長)・岩岡喜久男(理事)・秋庭清一(理事)

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(公社)県畜産協会 松木 専務理事

ワクチン接種を実施している20都府県の「CSFワクチン接種に係る費用一覧を提示し、千葉県が他の県から比較し高額であることから減額について、県及び県議会へ要請・要請する状況を説明した。森先生との意見交換の中で、県の手数料条例で定める390円/頭については県議会での対応を優先し、国に対する助成及び家伝法に定める家畜防疫員によるワクチン接種体制等の緩和の応援については他県との連携により進めていくことの状況を説明した。

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森 英介衆議員議員へ要請

県議会最終日となった3月13日(金)、県議会棟6階の自由民主党応接室に自由民主党県議会議員会畜産振興議員連盟三役を訪問。

今回防疫的CSFワクチン接種に伴い、2回目以降生産者が負担する経費の軽減要請をお願いした。自民党県議会畜産議連から、實川  隆会長、阿井 伸也副会長、石橋 清孝・鶴岡 宏祥・川名康介・高橋 秀典各幹事、県連 平野 衛事務局長、ナイスポークからは岩岡会長、青柳会長代理、北見・向後副会長、堀江・塩澤顧問、旭市養豚生産者協議会菅谷知男氏、事務局加藤、(公社)千葉県畜産協会松木専務理事の計9名が参加した。

 要請は午前10時から約30分の予定で開始され、最初に岩岡会長から要請の主旨を踏まえ挨拶。次いで實川会長から、農水大臣に対し県議会で制度見直しに対する意見書準備していることを踏まえ挨拶。事務局から提出資料を説明し理解を求めた。

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冒頭挨拶する實川 隆 自民党畜産議員連盟会長

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県議会棟・自民党応接室にて要請・情報交換

 

CSFワクチン接種に係る生産者負担に関する要望

2020.3.13

2月17日から開始されたCSFワクチン接種。

初回の接時は、緊急的に実施するため手数料の徴収はなく生産者の負担はないが、

2回目以降は、390円/頭を千葉県が徴収するとあります。

CSF・ASFの脅威にさらされより厳格な飼養衛生管理基準遵守のための設備投資

や作業等負担が増加している。本来農場周辺に設置しなければならない防護柵は、

先の台風15号の被災改善優先のために、多くの農場が先延ばしの状況にあります。

また、国産豚肉はTPP11、日EU・EPA、日米貿易協定も発効され、安価に

輸入される海外産豚肉との競争を余儀なくされています。

このような状況から生産者は、接種が義務付けられたCSFワクチン接種費用の

負担をできる限り抑えていただきたいと考えています。

 

千葉県養豚生産者組織としての要望

現状の手数料条例を改定し、金額軽減を強く求める

150 ~ 200円/頭

 

(1)   千葉県が定めるCSFワクチン接種に伴う手数料390円の算出根拠の開示。

(2)   接種県が定める手数料の金額が200円~390円/頭と大きな幅がある。

現状千葉県は390円と最も高額である。

低額の県と比較すると約2倍の額を千葉県の生産者は負担をしなければならない。

何故、このような差額が生じているのか。

(3)   関東養豚生産者協議会の会議では、水際対策の不備を考えれば全額国が負担す

べきとの意見もある。また、生産者として妥当な金額を協議した結果 150円/頭との額

が示された。各県は軽減対応について要望を求める動きである。

(4)   家畜防疫員によるワクチン接種体制の緩和について国への要望を各県連携を図り

実施していく。

 

【200円以内】

滋賀

奈良

三重

 

京都

静岡

神奈川

山梨

東京

石川

富山

価 格

200

210

230

240

270

280

290

【300円以上】

 

岐阜

茨城

新潟

 

愛知

栃木

埼玉

長野

群馬

千葉

福井

価 格

290

310

320

330

340

390

590

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出席した生産者からの要望

★    予防的CSFワクチン接種に伴う生産者負担額は他県と比較し千葉県は高額である。

以前接種していた頃の価格でお願いしたい。

★    養豚ではいろいろなワクチンを使用しているがCSFワクチンは高い

群馬県の生産者との情報交換では、軽減に向け運動していくとの事です。県条例で定めた価格を他県と同程度の価格まで軽減をお願いしたい

★    ワクチン代としては200円程度と聞いている。1/2は国が負担するのでは

★    各県の算定方式が異なるため差が出ていると思う。国の助成額をさらにお願いしたい

★    若手後継者の集まりに参加している。今後20~30年経営をしていく中で清浄化を進め、

CSFワクチン接種を中止していきたい。生産者全員が接種しこの現状を皆で乗り越えていかなければならないが、千葉県が定める390円は高い。千葉県は養豚が盛んで後継者も多い。再生産できる枝肉価格を常に望んでいる。養豚農家の多くは、疾病対策としては管理獣医師(専門のコンサルタント)と契約している。40,000~100,000円/1回の指導料金の契約を結んでいる。自分達がやるべきこと、出来ることはしっかり進めている。

後継者が安定して養豚経営ができるよう県条例で定める価格の改訂を何とかお願いしたい

★    生産者が守るべき飼養衛生管理基準のハードルがますます高くなっている。

生産者としてその対応に多くの経費を必要とする。何とか軽減を要望したい。

★    県議会から国に対し意見書を提出願えるとのお話を聞き、さらに県畜産課素案以上の踏み込んだ対応に感謝を申し上げる。

ご承知のように、豚枝肉価格の低迷、衛生対策の強化、輸入豚肉の増加など、難問を抱えている。生産コストを下げていく対応の中で、これらが足を引っ張っている。

例えば、枝肉価格450円であると、肉豚1頭の販売価格はおおよそ36,000円となり、コストの約5~6割が飼料費、衛生費用(ワクチン・治療薬他)は概ね(800~1,000円/肉豚1頭)と言われており、CSFワクチン390円が加算されると衛生費は現状の1.5倍となり、生産者として大きな負担となる。

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要望を重ねる養豚生産者代表


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国への意見書提出準備を説明する阿井県議会議長

★    養豚振興の意味から、接種奨励金として減免は可能と考える

また、手数料額は施行規則で定められており、議会承認ではなく事務方で定められるようになっている。

★    今後の対応としては、6月の県議会開催時期に合わせ、自民党県議会畜産議連、生産者、県との三者で勉強会・意見交換会の企画開催をお願いし、私達生産者の意向を前に進めて頂けますよう考えており、県連事務局と協議してまいりますので宜しくお願いいたします。

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CSFワクチン接種に係る生産者負担軽減に関する要望

 

県議会最終日に県議会議長名で提出された下記意見書は承認された。

 

CSF予防的ワクチン接種に係る制度の見直しを求める意見書

千葉県は、昨年12月にワクチン接種推奨地域に指定され、本年2年2月17日

より接種を開始することができた。

CSF予防的ワクチンは、県職員の獣医師である家畜防疫員が接種することとなっ

ていることから、第1回目は県内外の獣医師を総動員し、6月末を目途に接種終了

することとしている。

しかし、第2回目以降は家畜保健衛生所の獣医師を中心として進めることとしてい

ることから、多くの職員がワクチン接種業務に従事することになるため、家畜の病気

の検査や農家指導など、本来の業務に影響が出ることが予想される。

また、野外にCSF感染イノシシが存在する状況では、長期に渡り接種を続けるこ

とになり、接種費用の養豚農家負担は大きいものと考えられる。

そこで、政府においては、CSF予防的ワクチン接種に係る制度について、下記に

より見直すことを求める。

1.予防的ワクチン接種については、家畜防疫員以外の民間獣医師による接種を認めること。

2. 接種に要する人件費や資材費等について、国庫補助対象を拡充し、県及び養豚農家の

負担を軽減すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 

令和 2年 3月13日

千葉県議会議長  阿井 伸也 ㊞

 

農林水産大臣  江藤  拓 様

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 



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