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自民党養豚農業振興議連総会開催 豚熱(CSF)関連要請

 


10月27日(火)午後1時30分から東京千代田区永田町所在の衆議院議員会館1階多目的ホールにおいて自由民主党養豚農業振興議員連盟総会が開催され、(一社)日本養豚協会(JPPA)、日本養豚振興政治連盟(トンセイレン)による豚熱(CSF)対策に関する要請書を宮腰光寛会長へ提出した。8か月ぶりとなるこの会は、ソーシャルディスタンスに配慮した会場での開催となった。

 

総会には43名の国会議員が参加され、JPPA香川会長、トンセイレン志澤会長他要請者27名が参加された。千葉県からは、塩澤JPPA副会長、NPC向後副会長、堀江顧問、トンセイレン役員菅谷守氏とナイスポーク事務局の5名が参加しました。

農水省関係者の参加は、消費・安全局伏見審議官、石川動物衛生課長、生産局から渡邊畜産部長、関村企画課長、犬飼振興課長、松木振興課畜産審議官、富澤飼料課長、髙山食肉鶏卵課長、環境省から大森大臣官房審議官、川越自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室長が出席された。

開会に際し、議連宮越会長から今回の豚熱に関し「国と都道府県との関りの中で、現場の願い通りに進んでいないようです。生産者の声を聴き進めていきたい」と挨拶。葉梨農水副大臣から「ワクチン接種を行なったと思われる農場から豚熱が発生している。ワクチンは良いワクチンであるが完ぺきではない。議連幹事長は副大臣在任中は休止します」と挨拶。また宮下農林部会長から「養豚振興に尽力いたします」と挨拶。

初めに関係省庁から養豚をめぐる情勢、豚熱・アフリカ豚熱をめぐる情勢と今後の対応について資料により説明。その後(一社)日本養豚協会(JPPA)香川会長から「豚熱に関する要望書」が宮越会長に手渡された.

 

疫対策の推進という行政事務について、国(農林水産省)が一元的に管轄し、最も効率的な事業実施できる「国家防疫」の確立を基本に取り組まれるよう強く望まれる。

我が国の養豚農業を取り巻く状況は、TPP11、日EUEPA、日米TAGに加え新たに日・英TAGが大筋合意されるなど、中長期的に国際競争の激化が懸念される中、一昨年9月の国内26年ぶりの豚熱の発生から早2年が経過しましたが、野生イノシシにおける感染拡大に伴いワクチン接種推奨地域は東北まで至り,OIEでの清浄国ステータスを失うなど依然として厳しい状況が続いています。この豚熱については、自民党の先生方のご指導等により昨年10月からワクチン接種が開始され、飼養豚での発生は一定程度の落ち着きを見せていますが、本年1月の沖縄、さらに9月にはワクチン接種地域である群馬県でも発生があるなど依然として制圧にはいたらず、17万1千頭もの豚の殺処分を余儀なくされています。

そもそも豚熱については、かって10年をも上回る歳月と業界を二分するほどの大議論を乗り越え、平成19年度に一度清浄化を達成した経緯があります。にもかかわらず、現在、このような事態に立ち至った原因は、近年の海外からの渡航者増加を背景に、国の責任で実施されている水際検疫が突破され、アジア等からの入国者により違法に持ち込まれた畜産物とともに侵入したウイルスが原因で、野生イノシシを介し飼養豚へと感染が蔓延したことはほぼ間違いないと科学的に推定されています。

また、迅速に制圧すべきイノシシは野生動物であり所管省庁は環境省となっており、家畜伝染病防疫を所轄する農林水産省との間で捕獲現場での対応を含めて調整や連携が常に万全な体制にあるのか、縦割り行政の弊害が野生イノシシの豚熱防圧の遅れにつながっていないか疑問を持たざるを得ません。

更に、飼養豚へのワクチン接種を含め、現場での家畜防疫業務の推進については、かっては国家防疫として国の責任で統一的に実施されていましたが、地方分権の一環として一部(家畜伝染病のまん延防止)を除き都道府県の自治事務とされたことから、ほぼ同一のワクチンを接種する際の料金(ワクチン代を含めた手数料)について、都道府県ごとに155~590円と三倍程度の開きが生じるなど、今後の安定的な豚熱対策の推進の支障となることが懸念され、国と都道府県との縦割り行政の弊害ではないかと考えざるを得ません。また、接種が都道府県職員獣医師である家畜防疫員に限られていることから機動的な対応ができず「ワクチンの空白期間」が生じかねないことも問題となっています。

加えて、アジア近隣諸国では、ワクチンが未だに開発されていないアフリカ豚熱が蔓延しており、現下の新型コロナウイルス感染症により激減した入国者数が、今後回復に転じるに従い、アフリカ豚熱ウイルスの浸入リスクの増大も避けがたく、万一の場合に備えた全国的かつ緊急的な指揮命令系統の確立が急がれます。

このような背景を踏まえ、規制改革・行政改革の推進という菅内閣の重要方針に基づき、野生動物を含めた家畜防疫対策の推進という行政事務について、国(農林水産省)が一元的に管轄し、最も効率的な事業実施できる「国家防疫」の確立を基本に取り組まれるよう強く望まれる。

 

自由民主党養豚農業振興議員連盟

会長  宮腰 光寛 殿

 

豚熱対策に関する要請書

 

1 豚熱の蔓延拡大の媒介となっている野生イノシシ対策の所管については、家畜防疫を所轄

する農林水産省に一元化し、対策のスピードアップを図ること。

 

2 豚熱ワクチンの接種方法については、現在の都府県職員である「家畜防疫員」による接種

から、管理獣医師による接種に移行するとともに、敵機に免疫付与し抗体未獲得の子豚が

生じないよう接種プログラムの改善を図ること。


3 都道府県の自治事務となっている家畜防疫の推進については、国が責任を持って一元化に

推進すること。また、そのような体制に移行するまでの間にあっては、都道府県ごとに格

差の大きいワクチン接種料金について、国の責任でできるだけ安価に統一するよう都道府

県を指導すること。


4 家畜伝染病による殺処分家畜の処理方法については、前近代的な土中埋却か

らレンダリングや焼却を主体とした手法への転換を図ること。


5 豚熱ワクチン接種推奨地域の拡大に伴い、種豚及び精液等の流通に支障が生

じていることから、円滑な流通対策に支援を行うこと。


6 家畜防疫互助基金について、生産者の意向を踏まえた制度設計とし、十分な

予算額を確保すること。

 

7 アフリカ豚熱については、予防殺後も長期休業が避けらないことから、

家畜防疫互助基金とは別に、長期的な経済的支援策を準備すること。

 

令和2年10月27日

(一社)日本養豚協会 会長  香川 雅彦

日本養豚政治連盟  会長  志澤  勝

 

香川会長から要請書を説明の後、JPPA岡部副会長から要請書の1及び3について群馬県の実情を踏まえ「ワクチン接種料金軽減・安価統一についての要望は、手数料料金で定められているため、国から言えないが、155~590円との価格差がある。国として今後調査し、その内容を確認したい。その中で見直しについて考えていきたい。内訳、実態を見て指導していきたい。

ワクチン接種については、家畜防疫員ではなく、獣医師にとの要請ですが、予防的ワクチンは知事が命令し接種をしている。民間獣医師も防疫員として任命され接種をしている県もあるが、そうでない県もある。アンケート調査の結果を踏まえ、効果的なワクチン接種をどう行うべきか、50~60日齢でのワクチン接種は今の人数では県の状況もあると思う」強く要請した

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宮腰議連会長

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葉梨農林水産副大臣

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出席された自民党養豚農業振興議員連盟の先生方

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JPPA香川会長から宮腰会長へ要請書が手渡された

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要望の内容を説明する香川会長

香川会長から要請書を説明の後、JPPA岡部副会長から要請書の1及び3について群馬県の実情を踏まえ「ワクチン接種料金軽減・安価統一についての要望は、手数料料金で定められているため、国から言えないが、155~590円との価格差がある。国として今後調査し、その内容を確認したい。その中で見直しについて考えていきたい。内訳、実態を見て指導していきたい。

ワクチン接種については、家畜防疫員ではなく、獣医師にとの要請ですが、予防的ワクチンは知事が命令し接種をしている。民間獣医師も防疫員として任命され接種をしている県もあるが、そうでない県もある。アンケート調査の結果を踏まえ、効果的なワクチン接種をどう行うべきか、50~60日齢でのワクチン接種は今の人数では県の状況もあると思う」強く要請した。

 

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要請内容を説明する群馬県岡部会長

 

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ソーシャルディスタンスに配慮した会場

 

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議連の先生からの質問を聞かれる

 

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森 英介衆議員議員も出席

●   トンセイレンからの重ねての要請(竹延会長代行)

CSFというは日本になかったものが侵入してきたことで、国家防疫という観点を強く持って頂きながら施策をお願いしたい。国家防疫ということから我々は外国から日本の水際を通り抜け侵入したものに、なぜワクチン代を負担しなければならないのかという気持ちを持つ中で、全国ワクチン代が150円という大きな運動をしていきたいが、国家防疫、ウイルスの侵入を許したということに重きをおいて施策をお願いしたい。ましてASFが侵入すれば我が国の養豚は壊滅的になる。国家防疫という観点から是非とも皆さん施策を繰り返しますがお願いしたいと思います。

宮腰会長から閉会の挨拶

今日は久しぶりの養豚議連の総会に先生方多数ご出席になり、積極的に意見を頂きました。コロナの感染症が大きな課題としてあるが何よりも養豚業界においてはCSFの発生が、特に野村先生からご発言があったように種豚の問題まで大きな影を落としている、こういう状況まで至っている。今日の協会からのご要請あるいは先生方からのご指摘、ご意見をしっかり踏まえて農水省にはしっかりやっていただきたいと思っている。隣に葉梨副大臣がおいでになりますが、今日は幹事長という立場を離れてということで、そのご挨拶ということでありますが、畜酪委員長を長く勤められた副大臣ですので、よく分かっていただいていると思いますので、その点も含めてよろしくお願い申し上げます。

 

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総会に出席されなかった地元選出の国会議員 林 幹雄衆議院議員へ要請

(2020.10.27 自由民主党本部)

 


 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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