美味しい豚肉を笑顔の食卓へ千葉県の養豚生産者が結集しました。ナイスポークチバのホームページです。


野上農林水産大臣へ要請 豚熱ワクチン接種見直しと ASF(アフリカ豚熱)水際防疫強化

一般社団法人日本養豚協会は2021年6月16日(水)香川会長及び中岡、岡部両副会長、並びに日高衛生部会長等が農水省を訪問し、水際防疫の強化、豚熱ワクチン接種見直しについて農林水産省に要請しました。農林水産大臣あての要請書は①オリンピックの開催を直前に控え改めてASF等に対する水際防疫の強化を図ること。②ワクチン接種農家での豚熱発生を食い止めるための中和抗体検査に基づくワクチン接種時期の改善について都道府県への指導を強化すること等を内容とするもので、葉梨副大臣並びに消費安全局伏見審議官に手渡し、要請内容について意見交換を実施しました。

202106161274.jpg

左から:中岡副会長.葉梨農水副大臣.香川会長.岡部副会長.日高衛生部会長.小礒専務理事

 

葉梨副大臣は、自由民主党養豚農業振興議員連盟の幹事長でもあり、日頃より養豚農業の実情に深いご理解をいただいており、意見交換の場においても、「海外からASFウイルスが侵入しないかと心配でならない生産者の皆さんの心情は痛いほどわかる。水際防疫にも物理的な限界があることはご理解いただきたいが、疑いのあるものは全て検査していく、少しでも多く検査していくということでご理解願いたい。検疫強化活動は一緒にやっていきましょう。また、ワクチン接種については、今月末にも最新の知見に基づいた見直しをしていく予定です。」と、生産者の心情に寄り添ったご回答をいただきました。

202106161289.jpg

消費安全局伏見審議官へ要望書を手渡すJPPA役員

 

また日本養豚振興政治連盟(トンセイレン)では自民党養豚農業振興議員連盟の先生方に6月17日(火)、18日(水)に、香川会長、塩澤幹事長、新村副会長、石川会計責任者、竹延、栗木両幹事により自由民主党の関係議員を訪問し、同様の要望書を持参し養豚農家の実情を伝えるとともに、意見交換を実施しました。

202106171343.jpg

トンセイレン香川会長、野村哲郎参議院議員.塩澤幹事長.石川会計責任者

 

農林水産大臣  野上 浩太郎 様

 

水際防疫の強化等に関する要望について

日頃より、養豚農業の振興にご尽力を賜り誠にありがとうございます。

さて、2018年9月に国内で26年ぶりに豚熱(CSF)が発生し、2019年10月から

ワクチン接種開始、2020年3月には家畜伝染病予防法の改正があり本年4月からは改

正された飼養衛生管理基準が完全実施されました。

この間、養豚生産者はCSFの恐怖におびえながらも自らの経営を守るため懸命に飼養

衛生管理の強化に努めてまいりました。しかしながら、未だにCSFの発生、ことにワク

チン接種農家での発生が続いており、特に陽性イノシシの発見されている地域の生産者

にとっては不安な日々が続いています。

CSF発生防止のためには、生産者による飼養衛生管理の徹底が基本であり生産者団体

としてもさらに注意喚起を強めてまいる所存です。

しかしながら、それのみでのCSFの発生防止、清浄化は難しく、ワクチン接種効果の

最大化は不可欠であると考えます。

更には、アフリカ豚熱(ASF)がアジア近隣諸国でまん延し、オリンピックの開催を

目前にその脅威が身近に迫っており、水際防疫の徹底強化が欠かせないことから、改め

て下記の通り要望をさせていただきます。

2021年6月16日

一般社団法人日本養豚協会(JPPA)

会長  香川  雅彦  ㊞

 

1. ASF等への水際防疫の徹底強化

東京オリンピックの開催が目前に迫る中、当初の予定より減少するとはいえ、世界各

国からの五輪関係者が多数入国することが見込まれます。このため、アフリカ豚熱を始

めとした海外悪性伝染病の侵入を防止する水際防疫の再徹底強化に努め、特に、以下の

2点について速やかな実施をお願いいたします。

(1)ASF陽性国からの航空便の全便についての全手荷物検査の実施

(2)ASF陽性国からの郵便物の全検査

 

2. 豚熱ワクチン接種日齢の見直し、抗体検査の実施等につき

地域平準化のための都道府県への指導強化

現在30都府県において豚熱ワクチンの接種が実施されていますが、ワクチンの効

果を最大限発揮させるためには、農場における母豚の抗体価、子豚の移行抗体価を定

期的にモニタリングし、最適な日齢で接種につなげることや、必要により複数回接種

を行うことが求められます。

しかしながら、都府県によって抗体検査方法をはじめ実施状況に大きな差がみられ

ることから、生産者としては全国で平準化した対応を求めるものであり、都府県にお

ける積極的な中和抗体価検査の実施と最適な日齢でのワクチン接種、更には農場周辺

に感染イノシシが生息する地域では柔軟な複数回接種が実施されるよう、国による指

導の強化をお願いいたします。

≪JPPA通信291号から≫

 




ナイスポークチバ推進協議会
〒260-0021
千葉県千葉市
千葉市中央区新宿1-2-3
K&T千葉ビル3階
電話 :043(241)3851
FAX :043(238)1255