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ブルーベリーの効能・・・・花・実・紅葉と人気の果樹

 

果実がきれいな青紫色をしていることが由来となり、「ブルーベリー」という名が付けられました。
ブルーベリーは、ツツジ科に属する植物で、いくつかの種が知られており、食用として栽培されています。アメリカが原産国の低木性果樹です。
春に白・薄紅色の花を咲かせ、夏には青い実をつけます。秋には紅葉が楽しめるため、庭木としても人気があります。
果実は小球形で重量は約1~3gです。果実の表面には白い果粉[※1]が付きますが、丸ごと食べることができ、甘酸っぱい味が人気です。
国によって育っているブルーベリーの種類や文化も違います。

[※1:果粉とは、果実から自然に分泌されている無害な天然物質であり、熟した新鮮な果物によく見られます。果実の水分蒸発を防ぎ、病気などから果実を保護する役割を持ちます。]

 

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●ブルーベリーの歴史

アメリカでは古くから原住民によって、野生のブルーベリーが生果実や乾燥果実として食べられていました。19世紀半ばまで、野生のブルーベリーは土地の保有者に関係なく自由に採集されていましたが、1865年ごろに果実が軍隊に供給され始めたことをきっかけに商品として売買の対象になり、野生株の管理が始まったといわれています。
商品としての需要が高まり、ブルーベリーの管理も進んだことで世界へ広まっていきました。
北ヨーロッパでは、野生種の摘み取りが自由にできる国が多く、旬の時期になると家族で森に出かけ摘み取りを楽しんでいます。最近では、ドイツ・ポーランド・オランダなどの国々でも栽培されています。
南ヨーロッパでは、ワイン産業が盛んなため、ワインの原料であるブドウが好むアルカリ性の土壌が多く、酸性の土壌を好むブルーベリーの生育は非常に難しいです。しかし、最近ではスペインやイタリアで栽培面積が増え、フランスでも消費が増えつつあります。
ブルーベリーが日本に導入されたのは、1951年(昭和26年)のことです。当時の農林省北海道農業試験場が、アメリカのマサチューセッツ州立農業試験場からハイブッシュブルーベリーを導入しました。さらに、1962年にはアメリカのジョージア州からラビットアイブルーベリーが導入されました。

 


日本にブルーベリーを広めた人物は、当時の福島県園芸試験場場長の岩垣駛夫氏です。
岩垣氏は、1964年に東京農工大学の果樹学教授として赴任し、以来、ブルーベリーの生産開発に取り組み、多くの研究者や栽培家の育成に力を注ぎました。その功績から、彼は“ブルーベリーの父”と呼ばれるようになりました。そして1980年後半以降、一般の種苗業者によってもブルーベリーの導入が進み、国内での栽培が盛んになっていきました。
日本での栽培は、米と畑作物中心の食生活が影響してか、比較的ゆるやかな形で広がっていきました。ハイブッシュブルーベリーは、導入から20年後の1971年に長野県で、ラビットアイブルーベリーは1968年、東京都の小平市で栽培がスタートしました。その後もゆるやかに栽培面積が増加し、全国の栽培面積が1㏊になったのは、導入から25年目の1976年のことです。
1990年以降に急激な変化が起こりました。当時の消費者の食に対する健康意識の高まりや、アントシアニン色素の持つパワーが認知され始めたことで、1992年には約183㏊に栽培面積が増加したのです。2000年には、約300㏊を超え、生産量は1t以上に達しました。2006年には面積が700㏊を超え、今では北海道から沖縄まで全国で栽培が行われています。


●ブルーベリーの原産地、生産地

ブルーベリーの生産地は、原産地のアメリカが生産量も堂々の1位です。
2位のカナダを含めると北米大陸だけで世界の約85%以上を生産していることになります。
また、日本のブルーベリー生産量の1位は長野県です。(平成18年)
はじめは涼しい気候の地域で主に栽培をしていたのですが、最近では暖かい気候の地域でも生産できるところが増えてきています。
ブルーベリーは種類によって、日本では北海道~鹿児島まで、全国で生産が可能であるという特徴を持ちます。
例えば、本州中部の高地及び東北から北の地域が栽培適地なのはノーザンハイブッシュやハーフハイブッシュ、中部の一部の高地と東北の内陸部を除く本州全ての地域で栽培可能なのはサザンハイブッシュです。このように、南北に長く様々な気候帯を持つ日本でも全国で栽培が可能です。
ブルーベリーの旬は種類によって異なりますが、6~8月が収穫時期です。


ブルーベリーの特徴

ブルーベリーは古くから食べられてきた果物です。
当時は、果実の栄養素や働きが知られていたわけではなかったのですが、ブルーベリーの果実を食べることにより、病気を予防し、疲れを回復させる効果があるということは、原住民の間で知られていたようです。
また、原住民は冬の間にブルーベリーの乾燥果実を食べてビタミンC乏症である壊血病を防いだといわれています。
このようにたくさんのエピソードを持つブルーベリーの小さな果実の中には、驚くほどたくさんの栄養素が詰まっています
有名なのが目に良いといわれているアントシアンですが、他にも食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富といわれています。
また、野生種のブルーベリーを改良しているので、害虫がほとんどつきません。
無農薬で栽培ができるため、果皮ごと食べることができます。果物や野菜の皮と果実の間には特に栄養素が豊富に含まれるので、すべての栄養素が無駄なく摂取できます。


●活性酸素を除去する効果

体内につくられた活性酸素を除去する働きは、抗酸化作用と呼ばれます。

活性酸素とは、紫外線・喫煙・ストレスなどで体内に発生し、細胞や血管など人体の様々なところにダメージを与えます。また、活性酸素は生活習慣病だけでなく、人体の老化やさまざまな病気を引き起こす原因だといわれています。
ブルーベリーに含まれるアントシアンは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるということが発見されたのです。ブルーベリーにはアントシアンの中でも、特に活性酸素を除去する抗酸化作用の強いデルフィニジンやシアニジンが多く含まれ、特に抗酸化力が強いと言われるビタミンEが豊富に含まれており、アンチエイジング効果が期待できます。

 

●腸内環境を整える効果

ブルーベリーは種子も果皮も一緒に食べられる果実です。種子は小さく、1粒中にたくさん含まれています。ブルーベリーの果実を食べることにより、果実に含まれる食物繊維を無駄なく摂ることができます。
含まれている量としては、バナナの約2~2.5倍に相当します。
この食物繊維を摂ることにより、小腸での糖の吸収を抑え、コレステロールを低下させることができます。また、腸内で発生する有害物質の生成を抑えるため、腸内環境を整える効果があります。
さらに、整腸作用・便秘解消にも効果的なので、大腸がんの予防にも役立ちます。


 

●体調を整える効果

野菜や果物にはビタミン・ミネラルが含まれているものが多いですが、ブルーベリーの果実において特徴的なのは、ミネラルの1種である亜鉛・マンガンです。この2つは他のベリー類に比べ、特に多く含まれています。
亜鉛は、体内のミネラルで鉄の次に多いと言われており、生きるために不可欠な酵素の材料になったり、細胞の生まれ変わりを促進したりと様々な働きをしています
マンガンは、他のミネラルと協力して骨を丈夫にする働きや活性酸素を除去するために働きます。2つとも、生きていくためには必要不可欠なミネラルです。
また、量は多くありませんが、ブルーベリーには熱に弱いビタミンCも含まれています。ブルーベリーは生で食べることができるので、効率良く栄養素が摂取できます。

 

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毎朝家庭菜園で収穫されるブルーベリーとトマト

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 ヨーグルトとの相性抜群



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