美味しい豚肉を笑顔の食卓へ千葉県の養豚生産者が結集しました。ナイスポークチバのホームページです。


北総に幻の豚を求めて

千葉県は年間100万頭を超える豚を出荷する全国第3位の養豚県。

銘柄は20~30種類を数え、その中でも屈指のブランド肉が根絶の淵から復活した「ダイヤモンドポーク」です。

(1)かって日本人に愛された幻の豚

白く輝く脂身からその名が付いた「ダイヤモンドポーク」。一部の百貨店や専門店などを除き、市場にはほとんど出回ることはない。ダイヤモンドポークとは、明治初期にイギリスから輸入された中ヨークシャー種(中ヨーク)。甘く柔らかい肉質が特徴で、1960年代まで食卓に上がる豚肉といえばこの中ヨークだった。千葉県で飼育されていた豚もほとんどが中ヨーク。

その品質は日本一をほこった。しかし、高度経済成長期に、より発育の早い大型の豚が輸入されると次第に姿を消し、平成に入るころには幻となっていた。

 

(2)約40年の時を経て中ヨーク復活

絶滅品種とまでいわれた中ヨークだが、東総・北総地域で細々と生産を続けている養豚農家がわずかにあった。その一人が富里市の堀江光洋氏であった。

2002年ごろ、堀江さんは、自ら作るハムやソーセージをもっと美味しくしたいと考え、中ヨークを使う事を思い付いた。

同じころ枝豚肉の中に紛れていた中ヨークが東総にある食肉会社の営業部長の目に留まり、そのおいしさが注目された。これを機に2004年堀江さんは県内の生産者7名で「千葉ヨーク振興協議会」を設立した。

中ヨークの飼育は難しく、「出荷できるまでに8カ月、他の品種に比べ40日程度余計に飼育期間がかかり、えさ代金がかさみます。1頭当たりの出産頭数も少なく、病気にも弱い等、とにかく手間がかかるのです」と堀江氏は話す。飼料にもこだわり、感染症対策としてできるだけ抗生物質はできるだけ使わずに、ニンニクやハーブを混ぜ、特に繊維質を好む性質から、ダイヤモンドポーク専用資料を与えている。協議会設立から4年後の2008年に漸くダイヤモンドポーとしての流通が始まった。

 

(3)真価が認められた唯一無二のブランド

流通が始まってからも苦難が続く。飼育に手間がかかるため、小売価格は通常の国産豚肉よりも2.5倍。販売の難しさに農家の世代交代も加わって生産者は3戸に減ってしまった。

「それでも、このおいしさをどうしても伝えたい。この肉を使いたいんだよ。と言ってくださるお客様のためにも、生産を続けました」と堀江氏は熱を込める。

転機は2011年に訪れた。そのおいしさが高く評価され、「とんかつまい泉」のオリジナル豚として堀江ファームの中ヨークが使われることとなった。

堀江さんは、飼料代を節約するため、食品残さを利用している飼料(エコフィード)を積極的に取り入れていた。そこにまい泉「ヒレカツサンド」から出るパン耳を混ぜる理想的な食品リサイクルの仕組みが生まれ、2015年、堀江氏はエコフィード活用優良事例表彰で最優秀賞に選ばれた。ダイヤモンドポ―クに新たな価値が加わった。

今後は、3戸の養豚農家の間で中ヨークの頭数を増やし、生産量を増やす予定だ。「中ヨークの脂身の甘さとコク、肉の柔らかさを生かし、千葉でもっと使ってもらえるように、量を安定させたい」と話す。

最近では、豚肉の差別化のため中ヨークは全国的にも注目されており、業界での勉強会に講師として講演する機会が多くなった。

幻の千葉の豚肉づくりに情熱を燃やす生産者たちの手で今、再びその道を歩み始めている。


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≪ゆるり1-2月号から抜粋:発行:(公財)千葉市産業振興財団≫

 

 

森田千葉県知事との豚肉談議 (2018.2.16 井筒まい泉本店)

トップセールスの先頭に立って千葉県の農畜産物を国内外に販路を求めてご活躍の森田千葉県知事は、千葉県産豚肉でトップ銘柄である「ダイヤモンドポーク」がとんかつ・カツサンドで有名な「井筒まい泉」で使用され好評であるとの情報から今回、森田 健作知事とまい泉 岡本 猛社長との対面で豚肉談議が実現した。

 

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森田千葉県知事と岡本井筒まい泉取締役社長

 

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ダイヤモンドポーク生産者である(株)堀江ファーム堀江光洋社長

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ダイヤモンドポークと千葉県産の食材によるしゃぶ・しゃぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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