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免疫力をアップして健康を維持

 

1.健康維持・増進と疾患予防を目指すアンチエイジング医学

従来の医学は「骨折した」「臓器ががんに侵された」「痛みがある」などの、体の不具合を治すことを目的としていました。しかし、今は病気にならないように早めに医療が介入することが多くなっています。いわゆる予防医学の広まりです

一方、人生100年時代と言われるように、平均寿命は年々延びており、それとともに、多くの人がいつまでも健康で自立して生きたいと願うようになっています。

アンチエイジング(抗加齢)と聞くと「顔のシワをとること」「崩れた体形を矯正すること」などと思う人が少なくないようです。しかし、それはあくまでもアンチエイジングの一部にすぎません。「抗」はレジスタンス、マイナスに負けないように行動(アクション)することです。

したがってアンチエイジング医学は、加齢に伴って生じる負の現象が起こらないようにアクションする行動医学なのです。

 

 

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2.アンチエイジングとは

アンチエイジング(anti-aging)とは「抗加齢」を意味する言葉です。実際の年齢に逆らうことは出来ませんので、その意味としては「抗老化」となります。いつまでも若々しい心と体を維持したい、実際の年齢よりも若く見せたい(見られたい)、出来るだけ長生きしたい、という欲望は、老若男女すべてに共通しているといえます。ここ数年、高齢者がいつまでも元気で健康に年を重ねていくことに対する「サクセスフル・エイジング(successful aging)」という言葉が多く使われるようになっています。「アンチ・エイジング」をサクセスフル・エイジングと対比させるならば、むしろ若年層~中年層までに使われることが多い言葉かもしれません。

アンチエイジング医学とは疾病の医学が対象としている「病気の治療」から、「健康な人のさらなる健康」を指導するというプラスの医療の考え方を持ち、いわば究極の予防医学ともいえるでしょう。元気に長寿を享受することを目指す理論的・実践的科学を定義としています。例えば、過去に行われた研究ですが、100歳以上の超高齢者の機能的・形態学的な研究によって、バランスのよい生理的な臓器の老化は、多くの人に見られる病的な老化と比べて進行が穏やかであることが分かってきました。

アンチエイジング医学は生活習慣を改善して健康長寿を目指していく医学であり、アンバランスな病的老化の予防、治療を基本としています。また、老化のメカニズム解明や抗加齢医学に基づく医療の実践、各科に渡る全身的医療もアンチエイジング医学の定義としても良いものと考えます。

アンチエイジング医学は、なぜこのような発展を遂げてきたのでしょうか

日本や世界でアンチエイジング医学が注目された背景には、エイジングのサイエンスが進んだことがあります。さまざまな研究により、加齢は避けられないものではなく、細胞生物学的なプロセスのひとつとして、医学的な介入による影響を受けることが分かってきたのです。

 

1980年代までは、加齢のプロセスはとても複雑で、医学的な介入は不可能であると考えられていましたが、多くの研究成果により、その可能性が見出されたのです。

また、少子高齢化社会において、高齢者が現役を継続することは、納税者層として活躍していくことにもつながります。今後の日本の社会状況を鑑みると、こういった視点からもアンチエイジング医学が発展していく要因となります

アンチエイジング医学とは加齢という生物学的、細胞学的なプロセスに介入し加齢に伴う動脈硬化や、がんのような加齢関連疾患の発症確率を下げ健康長寿をめざす医学なのです。

 

 

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3.体を病気から守るために日常習慣で免疫力を高める

さて、日本抗加齢医学会では、健康と疾患予防をターゲットにした研究から得られた、科学的な知見を皆さんにわかりやすく提供していくことが重要であると考えています。この時期は季節の変わり目や環境の変化により体調が悪くなったり、疲れやすくなったり免疫力が低下します。

免疫力が低下するとウイルスや細菌による感染症が重くなる可能性があります。体外から侵入するウイルスや細菌などの病原体を迅速に撃退するとともに、同じ病原体の再感染を早期に防ぎ身体を病気から守る仕組みが「免疫システム」です。そしてその主役は、血液中にあって免疫機能を担う細胞「白血球」となります。

免疫のシステムには、異物を発見してすばやく攻撃する「自然免疫」と、特定の病気に対抗するための「獲得免疫」があります。

自然免疫は人間に元々備わっている防御機能です。この防御機能で働く白血球にはいくつかの種類があり、常に全身をパトロールしている単球(樹状細胞とマクロファージ)や病原体を見つけるとすぐに攻撃を仕掛ける顆粒球やNK(ナチュラルキラー)細胞などが連携して、遺伝子の再構成を必要としないパターン認識受容体を用いて免疫機能を発揮します。

一方の獲得免疫で主力となるのは、抗体を武器にしてウイルスや細菌などと戦うB細胞や、がんなどの強力な敵を攻撃するT細胞(キラーT細胞、ヘルパーT細胞など)などのリンパ球です。

過去に感染した病原体を記憶して抗体をつくり、同じ病原菌に出会ったときに、遺伝子の再構成により得られた多様な抗原受容体を介して微細な自己非自己の違いを認識することで、より強力で効率的な攻撃をしかけます。伝染病の感染を防ぐため行われる予防接種は、この仕組みを利用しています。加齢にともない、特に細菌やウイルスの毒素を中和して感染防御を担うB細胞やT細胞などの獲得免疫系細胞の割合が下がってきます。そのため、高齢者は新しい感染症や変異しやすい微生物の感染に弱くなっています。年をとると免疫力が落ちると言われるのはこのためです。

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4.免疫力をアップする方法

1.日光に当たる:日光に当たると、体内では脳内神経伝達物質(ドーパミン)の材料となる「セロトニン」というホルモンの生成が促進されて、気持ちが安定すると同時に、肌の表面では免疫ビタミンである「ビタミンD」が合成されます。特に日差しが弱い季節は注意して下さい。


2.ブタミンDを多く含む食材を多めに摂る脂溶性であるビタミンD3はNK細胞を活性化させ、また、白血球の一種であるマクロファージが、細菌やウイルスを呑み込んで破壊する食作用を活性化させることが分かっています。サケや青魚、干しシイタケ、乳製品などに含まれていす。


3.大いに笑う「笑う門には福来る」。笑うと神経ペプチドが産生され、それが、NK細胞を活性化させます。また、「深い満足感を伴う幸福感」は、炎症反応に関連する遺伝子を抑制し、抗ウイルス反応に関連する遺伝子が活性化します。何よりもコミュニケーションがうまくできていることが大切です。直接会えなくとも人とのつながりが大切です。

 

4.入 浴体温より高い40度程度の温浴では、全身の血流がよくなり代謝がアップします。また副交感神経が優位となって疲れが取れやすくリラックス効果が高まります。温かいお湯とぬるま湯の交代湯も疲労回復法として効果があります。


5.食物繊維を摂って腸内環境を整え、よい便通食物繊維の多い食事では善玉の腸内細菌が発酵分解して短鎖脂肪酸を作り、腸内を酸性にして悪玉菌を増えにくくして腸内環境を良好に保ちます。食物繊維が多い食事はウイルス感染を予防するという研究が出ています。発酵食品も同じような作用があると考えられています。

6.サプリメント普段の食事から必要な栄養を十分取ることが難しい現在、「機能性表示食品」のサプリメントで気軽に摂取することもおすすめです。何に良いのかが具体的に表示されており、個々の食生活に有効に活用しやすくなっています。疲れやストレスをためずに、規則正しい生活をおくり抵抗力をつけてください。


7.さまざまな分野にまたがるアンチエイジング医学

加齢に伴う負の現象は、脳や心臓、胃、皮膚、骨などすべての臓器の細胞に現れます。ですからアンチエイジング医学はあらゆる診療科に関係します。アンチエイジングというと、中高年者が対象で「小児や妊婦は関係ないのでは?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

加齢が遺伝子に与える指標に「テロメア」があります。テロメアはDNAで構成される染色体のしっぽの部分で、細胞が老化するとテロメアが短くなることが知られています。

例えば、低体重で出生した赤ちゃんは、正常体重で生まれた新生児よりもテロメアが短い傾向があり、成人後に肥満や高血圧になりやすいことが知られています。

しかし運動や食事療法により、テロメアが短くなるのを防ぐことが可能になりつつあります。このようにアンチエイジング医学はすべての人を対象としたエイジレス医学ともいえるのです。

食事・栄養・運動・精神のほかに最近では衛生環境と、室内環境、温度、湿度、光、CO2濃度がアンチエイジングに関係することが分かってきました。このようにアンチエイジングの研究は医学を超えて学際的になっています。今後は学問にとどまらず、産業界との連携や新しい産業を創出していくことも社会の貢献に必要と考えます。

 

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